空き家になった実家の遺品整理の進め方|手順と注意点をわかりやすく解説
親が亡くなり、実家が空き家になってしまった――遠方に住んでいると、遺品整理になかなか手をつけられないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、空き家になった実家の遺品整理を進める手順と、押さえておきたい注意点をまとめました。
空き家の遺品整理が後回しになりやすい理由
実家が遠方にある場合、一度の帰省で作業を終わらせるのは難しく、何度も足を運ぶ必要が出てきます。また、荷物の量が多い、思い出の品が多く判断に時間がかかるといった理由から、そのまま放置されてしまうケースも少なくありません。
空き家を放置するリスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 倒壊・老朽化 | 手入れされない家は劣化が早く、近隣への被害につながることも |
| 税負担の増加 | 「特定空家」に指定されると住宅用地の税優遇が外れる場合がある |
| 防犯・防災 | 不審者の侵入や火災のリスクが高まる |
遺品整理を進める基本の手順
- 大まかなスケジュールを決める(帰省日程・作業日数の見込み)
- 貴重品・重要書類(通帳、権利証、印鑑など)を最初に確保する
- 形見分けする物・迷う物・処分する物に仮分けする
- 業者に依頼する場合は複数社から見積もりを取る
- 電気・ガス・水道などライフラインの解約手続きを行う
遠方からでも進められる工夫
現地に何度も足を運べない場合は、写真や動画で室内の状況を共有しながら遠隔で打ち合わせができる業者を選ぶと負担が減ります。立ち会いなしで作業を進め、完了後に写真報告をしてもらえるプランもあります。
遺品整理のあと、家をどうするか
遺品整理が終わったあとは、実家を売却する、賃貸に出す、そのまま維持するなど選択肢はさまざまです。売却を検討している場合は、家を空にした段階で早めに不動産会社へ相談しておくと、その後の手続きがスムーズに進みます。相続放棄を検討している場合は期限があるため、相続放棄の基礎と期限も合わせてご確認ください。
よくある質問
遠方に住んでいても遺品整理はできますか?
可能です。現地訪問が難しい場合は、写真や動画で状況を共有できる業者に依頼したり、立ち会いなしで作業を進めてもらえるプランを利用する方法があります。
実家を空き家のまま放置するとどうなりますか?
老朽化による倒壊リスクや、固定資産税の軽減特例が外れて税負担が増える可能性があります。「特定空家」に指定されると罰則の対象になることもあります。
遺品整理と家の売却はどちらを先に行うべきですか?
一般的には遺品整理を終えて家を空にしてから、査定・売却の手続きに進みます。売却を検討している場合は、早い段階で不動産会社に相談しておくとスムーズです。
実家が遠方の場合、業者選びで気をつけることはありますか?
現地対応が可能な業者かどうか、鍵の受け渡し方法、作業後の写真報告があるかを事前に確認しておくと安心です。複数社から見積もりを取ることもおすすめします。
