介護と終活を並行して進める方法|両立のポイントを解説

この記事を書いた人:ひととき映像(宮城県)のスタッフ

親の介護が始まると、日々のケアに追われて終活の話し合いは後回しになりがちです。しかし、判断力や体力があるうちに本人の希望を確認しておくことは、後々の家族の負担を大きく減らすことにつながります。この記事では、介護と終活を無理なく並行して進めるためのポイントを解説します。

介護と終活はなぜ並行して考えるべきか

介護が必要になった段階では、すでに本人の判断力や体力が低下していることも少なくありません。認知症が進行してしまうと、財産管理や希望の聞き取りが難しくなる場合もあります。だからこそ、介護が始まった初期の段階で、終活に関する情報整理や話し合いを並行して進めておくことが大切です。

並行して進めるための3つのポイント

1. 本人の希望を早めに聞いておく

延命治療の希望、財産の分け方、葬儀やお墓についての考えなど、本人にしか分からない希望は早いうちに確認しておきましょう。エンディングノートを活用すると、話し合いのきっかけを作りやすくなります。

2. 情報を家族で共有する

かかりつけ医、服薬状況、資産状況、契約している保険などの情報を家族間で共有しておくことで、緊急時の対応がスムーズになります。

3. 専門家に相談するタイミングを決めておく

ケアマネジャー、地域包括支援センター、司法書士や行政書士など、介護と終活それぞれの専門家に相談できる窓口を把握しておくと、いざという時に慌てずに対応できます。

話し合いを進めるコツ

「もしもの時のために」ではなく「これからも安心して過ごすために」という前向きな言葉で話を切り出すと、本人も話し合いに応じやすくなります。

きょうだい間での認識合わせも大切

介護の分担や費用負担について、きょうだい間で認識にズレがあるとトラブルにつながりやすくなります。ケアマネジャーや地域包括支援センターなど第三者を交えて話し合うことで、感情的な対立を避け、冷静に方針を決めやすくなります。

介護費用の分担については、後の相続にも関わってくる場合があります。可能であれば、話し合いの内容を簡単なメモに残しておくとよいでしょう。

よくある質問

Q. 介護が始まったら終活は後回しにしてもいいですか?

A. 介護が始まると日々の対応に追われがちですが、判断力や体力があるうちに終活を進めておくことで、本人の希望を反映しやすくなります。介護と並行して少しずつ情報整理を進めることをおすすめします。

Q. 介護と終活、何から手をつければいいですか?

A. まずは本人の希望を聞き取り、財産や持病、かかりつけ医などの情報をエンディングノートにまとめることから始めるとよいでしょう。あわせて、今後の介護方針や医療方針についても家族で話し合っておくと安心です。

Q. きょうだいで介護の分担がまとまりません。どうすればいいですか?

A. 介護の負担や費用分担について家族間で意見が分かれるのはよくあることです。ケアマネジャーや地域包括支援センターなど第三者を交えて話し合うことで、感情的な対立を避けやすくなります。

Q. 終活の話し合いを本人がいやがる場合はどうすればいいですか?

A. 無理に切り出すと本人が身構えてしまうことがあります。介護保険の手続きや医療の話など、身近な話題から自然に切り出し、本人のペースに合わせて少しずつ進めることが大切です。

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